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陶工房 篠原 >焼いて暮らす日々

お知らせ
-------2020年 今後の展示予定-------

-------終了した展示-------
・2020 2/1(土)〜2/16(日) ならまち ギャラリーたちばな(奈良)篠原希陶展  
・2020 4/29(水・祝)〜5/17(日) うつわや季器楽座(茨城)篠原希陶展  
・2020年7月 東武池袋店(東京)篠原希陶展  
・2020年8月15日(土)〜23日(日) 四季彩堂(静岡)篠原希陶展  
・2020年10月14(水)〜20日(火)大丸心斎橋店(大阪)篠原希陶展  

篠原希陶展 奈良 ならまちギャラリーたちばなにて
2020 / 02 / 03 ( Mon )
令和一つ目の個展!

奈良 ならまちギャラリーたちばなにて!
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焼締壷(やきしめつぼ)

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篠原希作陶展
会場 ならまちギャラリー たちばな
日時 2020 2/1(土)〜2/16(日) 11:00-18:00
作家在廊 2/1,2,8,9,11,15
#nozomushinohara #篠原希 #anagama #穴窯 #woodkiln #薪窯
#興福寺 #猿沢の池 #ならまち #ギャラリーたちばな @ ならまち カフェ&ギャラリー たちばな @ ならまち カフェ&ギャラリー たちばな
11:38:09 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
2019東武個展
2019 / 07 / 27 ( Sat )
今年も皆様のおかげで、7/18(木)から
東京の東武百貨店池袋店にて篠原希陶展を開催いたしました。

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窯変壺(ようへんつぼ)

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今回の展示に臨む穴窯の窯たきでは、大きく二つの事をやって見ました。
一つはメインで使っていた土をつかわず今まで大切に保管していた土に変更したこと。

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二つ目は穴窯の最高温度をかなり下げたことです。
窯の最高温度はいつも千三百度を目安として、それをいかに長く維持するかという焚き方をしていたのですが、
今回はその温度にとらわれず、壺にかかる燃料の薪の灰の熔け方を観察することに徹することにしました。
その結果、温度計の温度はいつもの温度の20℃から30℃も低い温度を示していましたが、焼き上がりに大きな変化が感じられ
とても面白い焼き上がりが多かったように感じます。


そして今年五月、アメリカスタンフォード大学、マブチ教授のお誘いで行くことのできた
スタンフォード大学、ユタ州立大学。
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カリフォルニアクレイ徳利

この徳利はマブチ先生のブレンド土でカリフォルニア州の土で、彼のアトリエでろくろ制作したものです。

それを飛行機に乗りユタ州へ移動(カリフォルニア州は環境規制が厳しく薪窯が焚けないそうです)、ユタ州立大学にある「トレインキルン」で焼成したものを展示しました。

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今回は、土に関して窯に関して色々と新しく体験できたこと、それを自分なりに咀嚼して試したことを
多く展示させていただきました。

ご来場下さった皆様、本当にありがとうございました。




「信楽 篠原希 作陶展」
場所 : 東武百貨店池袋店 6F1番地 アートギャラリー
期間 : 7/18(木)〜7/24(水)
時間 : 10:00~20:00(最終日は16:30閉場)

テーマ:陶芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

10:47:17 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
4月の個展二つ目 静岡三島ギャラリー阿吽にて
2019 / 03 / 26 ( Tue )
四月の二つ目の個展は静岡三島市ギャラリー阿吽にて!

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火色大皿

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期間:2019年4月13日(土)~5月6日(月)
4月17日(水)、24日(水)、5月1日(水)休廊
場所:ギャラリー 阿吽
静岡県三島市北田町7-3 三四呂内
TEL 055-972-1243

テーマ:陶芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

10:17:27 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
四月の個展一つ目 篠原希作陶展 倉敷工房 IKUKOにて
2019 / 03 / 26 ( Tue )
次回の個展のDMが出来ました!岡山県倉敷にて。
篠原希 作陶展
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焼締湯呑

[期日] 2019年4月6日(土)→4月14日(日)
(8日(月)は休廊日)
午前10時~午後6時(最終日は午後5時まで)
場所 工房 IKUKO
[住所] 岡山県倉敷市中央1-12-9
[TEL] 086-427-0067
[HP] http://www.koubou-ikuko.com/
[営業時間]10:00~18:00 
作家在廊日 6日
#工房IKUKO
#篠原希 #nozomushinohara @ 工房 Ikuko


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テーマ:陶芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

10:08:52 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
大丸京都店篠原希陶展終了しました。
2018 / 11 / 07 ( Wed )

2018年10月24日(水)〜30日(火)の日程で開催されておりました大丸京都店での
篠原希陶展終了しました。

京都での個展は3年ぶりでした。
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破れ大壺

街は三年前とは全く変わったかのような雰囲気で、外国から来られた観光客の多さにまず驚きました。



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ぐい呑

今回の展示では信楽や伊賀の土に加えて、滋賀県下で産出する鉄分の多い原土を使って、アメリカで体験した
スリップの技法を自分なりに解釈し直して、作品にしました。


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アメリカワイルドクレイ茶碗

そして、昨年アメリカのペンランドで制作したワイルドクレイの茶碗を、持ち帰り
自分の穴窯で焼き直したものも展示しました。
これは私の穴窯の高温と大量の降灰により、土の中の鉄分が溶け出し、黒色に変化したものです。

そしてこの体験は、過去、笠間の酒井敦志之さんとのコラボの時に生まれた「じどけ」現象で、
その体験を経たからこそ生まれたものでした。

今回無理をお願いして、窯で割れたところを、金継ぎで見せるよう仕上げて頂きました。



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窯変大壺(ようへんおおつぼ)

期間中にはアメリカヘイスタックでお世話になったネイトさんとペンランドから来られたマットさんも来場くださり、
ペンランド、ヘイスタックで制作した作品を京都で共に見るという貴重な体験もできました。
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アメリカで制作したのもが破れ、熔けたものを京都の皆様がどのようにみてくださるか緊張しておりましたが
面白がってくださる方も多く、大変ありがたかったです。



ご来場くださいました皆様心より御礼申し上げます!


11:15:44 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
大丸京都店篠原希陶展本日初日!
2018 / 10 / 24 ( Wed )
本日より、大丸京都店篠原希陶展始まります!
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会場に10時から在廊します!
よろしくお願いします。

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信楽 篠原希作陶展
2018年10月24日(水)〜30日(火)(最終日は午後5時閉場)
大丸京都店6階美術画廊にて




Woodfire pot (YOHEN TUBO)
The next solo exhibition!
Shigaraki Nozomu Shinohara works ceramics exhibition
October 24 (Wednesday) - 30 (Tue), 2018 (the last day closed at 5 PM)
At Daimaru Kyoto Store 6th Floor Art Gallery

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#大丸京都店 #daimaru #nozomushinohara
#篠原希 #anagama #穴窯 #信楽 #shigaraki @大丸京都店
08:10:31 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
10月は京都で個展をします!大丸京都店6階美術画廊にて!
2018 / 09 / 15 ( Sat )
窯変壺(ようへんつぼ)

次回10月の京都個展のDMが出来ました!
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窯変壺(ようへんつぼ)

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信楽 篠原希作陶展
2018年10月24日(水)〜30日(火)(最終日は午後5時閉場)
大丸京都店6階美術画廊にて

皆様のご高覧ここよりお願い申し上げます!



Woodfire pot (YOHEN TUBO)

The next solo exhibition DM was made!
Shigaraki Nozomu Shinohara works ceramics exhibition
October 24 (Wednesday) - 30 (Tue), 2018 (the last day closed at 5 PM)
At Daimaru Kyoto Store 6th Floor Art Gallery

#大丸京都店 #daimaru #nozomushinohara #篠原希 #anagama #穴窯 #信楽 #shigaraki
11:59:27 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
ありがとうございました! 東武百貨店池袋店個展終了しました。
2018 / 07 / 30 ( Mon )
7月19日(木)〜25日(水)の期間で
東武百貨店 池袋店で開催されておりました 篠原希陶展無事に終了しました!

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東武百貨店6F 1番地 アートサロン
7月19日(木)〜25日(水)

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展示風景

期間中は毎日「災害と呼べるほどの酷暑」とニュースが流れるほど暑い東京でした。
その中でも会場に足を運んでくださいましたみなさま
本当にありがとうございました。


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窯変茶盌(ようへんんちゃわん)

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耳付花入(みみつきはないれ)


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窯変陶板(ようへんとうばん)
11:01:11 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
水戸市 うつわや季器楽座 篠原希陶展終了しました。/茨城 ノ貫プロジェクト 窯焚き
2018 / 05 / 31 ( Thu )
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窯変擂鉢(ようへんすりばち)

4月28日(土)~5月20日(日)の日程で開催しておりました篠原希陶展終了しました。

初日早々より、たくさんのお客様のご来場をいただき本当にありがたかったです。

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水戸市 うつわや季器楽座


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展示風景

熱心に制作の質問をいただけてありがたかったです。

今回はこの1年間、アメリカに行きその中で体験できたこと、そして帰ってから考えたことを作品に込めました。

むしろ土についてはおとなしく見えるようになったかもしれませんが
「土の面白さを作品に写す」というテーマにはアメリカも日本も、信楽もその他の土地の土も同じと考えられるようになりました。


今回展示した「黒の茶盌」には四つのタイプがありました。

アメリカの現地の土をほって上掛けして引き出したペンランドワイルドクレイ引出黒。
アメリカノースカロライナのライルズビルワイルドクレイの釉薬をかけない「じどけ」による引出黒、
そしてその元になった、笠間土のじどけによる「無釉」引出黒、
そして私が普段やっている鬼板(おにいた)と呼ばれる鉄分の多い土を上掛けした引出黒も土の砕き方を荒くして素材感を残すように変えました。

それぞれの黒が土から引き出される面白さを見てもらいたいと考えました。


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ワイルドクレイ茶盌(ノースカロライナ ライルズビルクレイ)
(アメリカペンランド登り窯で焼成のち日本、自分の穴窯で焼成中、引き出した。
釉薬は掛けていないが、土中の鉄分が溶け出して黒く焼けている。この作品は酒井さんとの二人展での土の交換により生まれた、笠間土の「じどけ」による黒の茶盌の経験を経て生まれました)



土に従い、その土の性質を最大限引き出すことへの興味は1年前より明確になり、肩の力はいい意味で抜けたような気がしております。

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窯変徳利(ようへんとくり)窯変シノギ馬上杯(ようへんしのぎばじょうはい)

そして、最終日には毎年、笠間の陶芸家を中心にこれまで全国の陶芸家が集まって一緒に薪窯を焚くという
「ノ貫(へちかん)プロジェクト」
の窯たきに参加することができました。


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IT茶人であり、このノ貫窯の窯元でもある近藤俊太郎さん。

私は五年前に一度、窯たきに参加できたのですが、その時以外は窯たきは参加できませんでした。

今回はちょうど個展の最終日と搬出日が重なったおかげで、ようやく参加できることに。


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笠間の陶芸家、ノ貫メンバー


このノ貫窯、始まりは東日本大震災。

地震をきっかけに、持ち主がいなくなるという薪窯を突然、東京のITの仕事をしているという茶人が買う!という
ネットの記事に私は度肝を抜かれました。

「どんなひとなんだろう」
と私の興味は釘付けに。

「みんなでたのしく窯を焚きませんか?」
という呼びかけに私はぜひ参加したいと思いました。




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釉薬もそれぞれの作家のものを持ち合って、いつもと違うものをかけてみる。
どんなものが焼けるのか楽しみが増す。



窯焚きが始まると、不思議なくらい自然と交代しながら24時間が過ぎていきます。

一緒にラーメンをたべたり、いっしょにお茶をいただいたりしながら
いろんな話ができます。
陶芸の話、仕事の話、家族の話。


ノ貫窯が始まった頃、震災と原発の事故の影響はとても大きく
笠間や益子の作家たちは作品が動かなくなってしまった時期があったそうです。
その時に出た「ひまだからみんなで薪窯焚かねえ?」と言うセリフがこのプロジェクトのきっかけでもあったそうです。

それが6年の月日がながれ、参加しているメンバーはそれぞれに大変な人気作家となり
日々、いそがかしく制作に追われています。
「いまではノ貫の作品をつくる時間をなんとか捻出しなくちゃならなくなった」
と笑っていました。

本当は、いそがしいはずのメンバーそして窯元の近藤さんですが、
窯焚きをしているようすはいつもニコニコしていて、時間が優しくユルユルと過ぎていきました。

あまりにギリギリとした私の穴窯焚きとの違いが嬉しく、感動していました。

とても貴重な時間を共有できました。







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酒井敦志之さんのお宅で打ち上げ。


窯焚きの後には、みんなが酒井さんのお宅に集まって
窯焚きのうちあげと合わせて、私の個展の終了をねぎらってくれました。


この6年間、酒井さんとの二人展を成功するために過ごしてきた自分。

その二人展はついに去年、終了して、今回の個展は初めて自分のことだけを考えて、かなり力みを取って作れたような気がしていました。

二人展が終わった以来私は、「もう、こんな風にみんなとともに楽しい時間が過ごせることもないか」
とも思っていましたが
再びこんな日が来たことを感謝しています。
そしてまた素晴らしい時間と体験をもらえたことを感謝しております。


個展期間ご来場くださいましたみなさま、
そしてノ貫で出会ったみなさま。

優しい時間とすばらしい体験をくださり本当にありがとうございました!

こころより感謝申し上げます!


テーマ:陶芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

10:05:04 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
ならまちギャラリーたちばな篠原希陶展終了しました。
2018 / 03 / 02 ( Fri )
2018 年2月3日(土)~2月18日(日) の期間をもちまして、ならなちギャラリーたちばなでの個展が終了しました。
期間中は大変な寒波がきて連日寒い日が続きましたが
その中でもご来場くださいましたみなさま本当にありがとうございました。
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アメリカワイルドクレイ(NC)茶碗
今回の展示のテーマは「ワイルドクレイ」
昨夏、アメリカで制作したノースカロライナの原土で制作した作品と
普段私が制作で使っている信楽や伊賀の山土もワイルドクレイと捉えて展示しました。
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須恵土鉢(すえつちはち)
そして昨年、友人からもらった、隣町で採取した古琵琶湖層(古代の琵琶湖の湖底に溜まった粘土)の土
初めて作品にして薪窯で焼成して展示しました。
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その際、そのまま焼締めることよりもアメリカで体験した「スリップ」を自分なりに解釈して
外側に薄く白土をかけてから焼き上げることにしました。
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須恵土マグ(すえつちまぐ)
全面に白くコーティングしてしまうのではなく、ワイルドクレイが透けてくるように、
その土の面白さを引き立てる意味でのスリップを狙ったものでした。
今後も面白い土を生かす物づくりを心がけ精進いたします。
ありがとうございました!

テーマ:陶芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

11:16:31 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
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