お知らせ
-------2020年 今後の展示予定-------
-------終了した展示-------
・2020 2/1(土)〜2/16(日) ならまち ギャラリーたちばな(奈良)篠原希陶展
・2020 4/29(水・祝)〜5/17(日) うつわや季器楽座(茨城)篠原希陶展
・2020年7月 東武池袋店(東京)篠原希陶展
・2020年8月15日(土)〜23日(日) 四季彩堂(静岡)篠原希陶展
・2020年10月14(水)〜20日(火)大丸心斎橋店(大阪)篠原希陶展
-------終了した展示-------
・2020 2/1(土)〜2/16(日) ならまち ギャラリーたちばな(奈良)篠原希陶展
・2020 4/29(水・祝)〜5/17(日) うつわや季器楽座(茨城)篠原希陶展
・2020年7月 東武池袋店(東京)篠原希陶展
・2020年8月15日(土)〜23日(日) 四季彩堂(静岡)篠原希陶展
・2020年10月14(水)〜20日(火)大丸心斎橋店(大阪)篠原希陶展
笠間バージョン「ツボザラ」
2016 / 12 / 01 ( Thu ) 夏に笠間の酒井敦志之 さんの工房で一緒に作り方を話し合いながら壺を作った。
その壺を切り取って作った「ツボザラ」を酒井さんの穴窯で 焼いてくれたそうで、今日手元に届きました。 正月2日から始まる酒井さん5年ぶりの二人展で展示します。 #酒井敦志之篠原希二人展 ![]() #うつわや季器楽座 #器 #うつわ #酒井敦志之 #篠原希 |
キンレイとのコラボ 「THE鍋焼きうどん」専用土鍋
2016 / 11 / 17 ( Thu ) 今年も冷凍食品のキンレイさんとのコラボ土鍋を作らせてもらう事になりました!
思えば去年の夏、池袋にあるキンレイさんの近くで個展をしていた事をキッカケに、 社長直々に信楽の工房まで来ていただいて、ロクロを挽きながら どんな土鍋にするかを話し合って出来た土鍋です。 その時の様子は↓から http://www.kinrei.com/news/201512/09170353.php 皆様奮ってご応募ください! ![]() ただいま製作中!究極の『THE鍋焼きうどん』専用土鍋 以下紹介文より ![]() 【キャンペーン情報】~オリジナル土鍋付き「THE 鍋焼うどん」が 39名様に当たる「キンレイ感謝の日」キャンペーン開催中~ ■1年に1回だけの非売品「THE鍋焼うどん」とは? 今年で3 回目となる「THE 鍋焼うどん」は、社員が日々培ってきた知見を活かし、 今持てる力を結集させた最高峰の鍋焼うどんです。 お客様の喜ぶ顔を想いながら、感謝の気持ちと真心を込めて作ります。 ■完成時の“調和”も大切にした、信楽焼のオリジナル土鍋付き 「どのような器で食べるか」も美味しさにおける大切な要素であると考え、 専用の土鍋制作を信楽焼伝統工芸士・篠原 希氏に依頼しました。 オリジナルの土鍋は「蓋を開けた瞬間の感動」までをイメージして作り上げられています。 だし・麺・具材の素材選びはもちろん、完成時の調和も追求した 「THE 鍋焼うどん」 をお楽しみください。 応募方法はこちら → http://www.kinrei.com/news/assets/docs/new.pdf |
キンレイさんのお話。
2016 / 08 / 31 ( Wed ) 昨日放送されていた「所さんのニッポンの出番」という番組で
去年、私の土鍋を使っていただいた冷凍食品の「キンレイ」さんの商品が一位になって 我が家では子供達まで大喜びしておりました。 右の土鍋は去年作らせていただきました。 登場したのはいつもいただいてるうどんではなくラーメンでしたが 製法はキンレイならではの「水のいらない」「ダシと麺と具材の3層構造」の商品でした。 インタビュー時は「めざせ5位‥」なんて謙虚な感じだったので ![]() 「一位です!」と聞いた時の みなさんの振り幅の大きさにこちらも一緒に喜んでしまいました。 去年の企画で「土鍋まで陶芸家に発注して鍋焼きうどん専用のものを作る」と 社長直々に信楽の小さな我が工房に来てくださった事、とても感動しました。 その時の様子は→http://www.kinrei.com/news/201512/09170353.php キンレイ本社は池袋にあるので、この夏の東武百貨店の個展の際には 複数の社員のみなさんが個展を見に来てくださいました。 いろんな話をしている中でも、社長さんや仕事に関する事を伺い、 社長さんの人柄や思いが社員のみなさんにも伝わっている事を、 感じられるいい会社なんだなあと思いました。 こんな情熱あふれるみなさんがいるキンレイさんとお仕事を一緒にさせていただいて 本当に光栄だと改めて感じた昨日の夜でした。 |
チェンソーのお手入れ。エンジンがどーやってもかからない時の最後の手段。
2016 / 04 / 21 ( Thu ) ![]() 昨日の薪割りで不調だったチェンソーの調整から。これだけは夜中に出来ない作業(ものすごい爆音) 備忘録も兼ねて、少し書きます。 何十回コードを引いてもプスンとも爆発しなくなりました。 これが一番困ります。 原因がわからないので。 燃料も来てる、プラグも新品で点火もしてる。そしてキャブレターの分解掃除。 それでもプスンとも爆発しません。 そんなときに最後の手段。 「キャブレタークリーナー」を購入。 それをキャブレターの吸気口から噴射。 そしてコードを引きます。 すると「ババン」と爆音が(^o^)/ これを何度か繰り返し、ようやくエンジンがかかりました。 かかってしまえばこちらのもの。 どうやら燃料かぶりが原因のようなので マイナスドライバーでL(低回転側)を調整してようやく安定。直りました。 もともと、大阪市内のマンション育ちの私。 信楽に来るまでチェンソーの実物も見たことはなく、草刈機は存在すら知りませんでした。 信楽に来て20数年。陶芸だけでなく本当にいろんなことを教わったなあと 感じる44歳の春です‥ |
土の面白さを教えてくれた無釉の引出黒(むゆうひきだしくろ)ぐい呑
2016 / 04 / 15 ( Fri ) ![]() 引出黒ぐい呑(ひきだしくろぐいのみ)焼締片口(やきしめかたくち) このぐい呑は2013年に笠間の陶芸家酒敦志之さんが信楽に来られ一緒に穴窯を焚き、 窯から引き出し急冷させて出来たものです。 (その時の窯焚きの記事 ブログ「焼いて暮らす日々/三人での梅雨の窯焚き」 http://kibou830.blog.fc2.com/blog-entry-417.html) 釉薬を使わず、漆黒のうつわが出来た瞬間を共に見られたのは「焼き物をやってて良かったなあ」 と思える素晴らしい時間でした。 「記念にどうぞ」 と酒井さん。 「ありがとうございます!」 といただいてしまいましたw この引き出し、自分なりに次の窯でやってみようと思っています。 |
立木を切る/薪作り
2015 / 04 / 03 ( Fri ) 倉敷 工房IKUKOでの個展も終わり
薪割りを開始しました。 ![]() チェンソーで一定の長さに切りそろえて行く「玉割り(たまわり)」 前回の穴窯の窯焚きで薪棚はすっかり空っぽになってしまいました。 そんなとき 「切ってほしい松の木があるねんけど、切ってくれへん?」 との連絡が。 私はこれまで同じ様な連絡が入って来ても 「立木は切りませんので」 とずっと断って来ました。 相手の方は立ち枯れなど、切ってほしい理由があって、こちらには松薪の燃料になるという事なのですが 立木伐採は素人の私には危なすぎます。 話に聞くだけでも大けがをしたかたをたくさん知っているので、自分でやるには恐ろしすぎますし、 一人で仕事をしている自分が、怪我をしたときにはなんの保証もありません。 じつはこれまで、何度か断りきれずに立木を切り倒した事があったのですが、 その度に危険な目に会っても来ました。その時の記事 そんな理由があって、あくまでも切り倒した原木をいただける場合のみ。 との誓いに近いものをもっていました。 しかし、今シーズンも「立木きってくれへん?」との連絡が。 いつもの様に「立木は素人には危険すぎるので、申し訳ありません…」 と一度はことわったのですが、大変お困りの様子。 私もなんどもこんな経験をしてきたので、頭ごなしに断れなくなり まずは現場次第で考えようと思い直す事に。 ![]() 立ち枯れを起こしている松の木 現場に行ってみると 1.松の木の足場はしっかり確保できそう。→倒れかけたとき逃げられる(崖の立木のときは逃げる事ができない) 2.切り倒した先が広場になっていて、なにも破壊する心配がない。 3.切り倒した先の広場まで軽トラが行けて回収しやすい。 上記の理由が揃っていたので、やってみる事にしました。 最初は木が倒れた瞬間の跳ね上がりや倒れた時に転がる危険性も考えて、一番大きい立ち枯れを起こした松を切る事に。 「大事に使わせていただきます」と手を合わせてから 倒す方向を考えて倒す方向の幹にチェンソーで口を斜めに切りとります。 十分周りの安全を確認した上で、口と反対方向から切って行くと 「パキッ!」 と大きな音がします。 これが倒れる瞬間の合図となって、私は一目散に逃げます。 「バサバサーッ」「どおん!」 と大きな音がしてなんとか倒すことができました。 ![]() 倒れた松の木 素人の私はいつ倒れるのか分かりませんし チェンソーを見ながら、松の木が倒れて行く瞬間を見極めないといけないので 心臓がバクバク言っております。 やはり恐ろしいです。 その後も何本か切り倒し、なんとか怪我なく切り倒す事ができました。 次は倒れた松の木を枝を払って、幹を軽トラに載せられる程度に切って行きます。 ![]() 実はこの枝を切って行く作業の中で、しなった枝が切れた瞬間に顔面に跳ね上がって 「バチコーンッ!!」 …とぶん殴られました。 松の木の怒りをいただいたと思っております。 大切に使います。もう一度手を合わせ… 軽トラいっぱいの原木をいただきました。 ![]() 原木 これを大切に次の窯の薪にして使います! やはり大変恐ろしいですし、素人一人でやるもんではないなと改めて思いましたが 良い経験になりました! (でも希望は切り倒した松の原木でおねがいします(笑)) ↓参加しています。 薪割りのあとは身体がガッタガタになります。でも良い汗かいて気持ち良いので好きな作業です! ぽっちりクリックおねがいします↓ ![]() にほんブログ村 |
壺作り講座2014
2014 / 08 / 19 ( Tue ) 今年も「大壺を作ろう」講座開催しました!
陶芸の森の主催する企画で、参加者は決まった土の分量で出来得る大壺を製作。 陶芸の森にある薪を燃料とする穴窯(あながま)で焼きあげてもらえるというものです。 ![]() この企画の講師として初めてお声をかけていただいたのが2009年。 途中、一度だけ花入を作る会を挟んで6度目になります。 時が経つのは早いですね…(-_-) 2013年の様子 2011年の様子 2010年の様子 今回は例年より土の重量は2kg増えて12kg。 その範囲で作れる大きさの壷を作ります。 ![]() 壷作り中 紐作りと言う方法でヒモ状にした土を積み上げて壺を作っていきます。 上手な人は一気に作って完成させたい気持ちでしょうがそこを抑えて、有る程度積み上げたら乾燥させ作っていきます。 そしてこの辺りで毎年やっているのですが、私が見本で作ってきた壺を見てもらいます。 ![]() 見本で作ってきた壺 これを… ![]() ぱかっと… まっ二つに割ってみてもらいました。 轆轤の練習時も器を半分に割って確認することはよくやることで、どの様な厚みで出来ているかが一目瞭然です。 今年も皆さんとワイワイ楽しく時間を過ごし本当に楽しかったです! 個性のハッキリしたいろんな壺ができました。 ![]() 余談ですが… 毎年見本で作ってぱかっと割る壺、そして現場で作った壺 毎年 「なんかもったいなーい」 と言ってくださるかたもいるので、今年はこの壺を切ってお皿にしました。 ![]() 見本で作った壺を… ![]() 切って壺カーブそのままのお皿になりました。 ↓今年は例年より個性的な壺が沢山出来ました。 クリックいつもありがとうございます!↓ ![]() |
真冬の薪割り
2014 / 02 / 06 ( Thu ) まもなく個展も近づいてきましたが
どうしてもその前にやっておかなくてはいけないことがあります。 それは薪割りです。 毎年、夏の個展の前後に一年使う分の薪割りをするサイクルになっていたのですが 去年の夏は薪を割る事ができませんでした。 前回の窯焚きで薪棚は空っぽ。 次回の窯焚き分だけでも割っておかなくては気持ちがどうしても落ち着きません。 まずは松の原木をチェンソーで一定の長さに切って行きます。 これを私は玉切り(たまぎり)と読んでいます。 ![]() チェンソーで玉切り 次にこれを細かく割って薪にして行きます。 ![]() 玉割りの松の原木を薪割り 割った松の薪は一本一本手に取って 鉄の輪っかに入れて最後に細い薪を、薪のスキマにどんどん打ち込んで しっかりと締め込み、一束ができ上がります。 ![]() 鉄の輪っかに差し込み一束にする 薪棚に並べて数ヶ月枯らすと、ようやく燃料の薪として使えるようになります。 ![]() 今回、雪の降る日も続いたなかでの薪割り作業でしたので 薪は雪をかぶってまるで氷のようでした。 手も足も凍るように冷たかったですが、もともとこういう力仕事は大好きです。 何も考えず、ただうまく薪を割れるよう、木目を読んでうまく割れるととても気持ち良いものです。 そして、仕事した結果がはっきり目に見えます。 なによりこの薪を使って今度はどんな作品を焼こうと考えながら作業するのは本当に楽しいです。 ホントはずっと薪割りしてたいのですが、これから個展への準備を追い込みます! ↓参加しています。 薪割りは頭も体もスッキリするので、本当に好きな作業です。 クリックもいつもありがとうございます!↓ ![]() |
はじめての立木伐採
2014 / 01 / 10 ( Fri ) 穴窯にはたくさんの松の薪が必要です。
釉薬を掛けずに薪の燃料の灰が溶けて釉状のものとなり それが景色をつくるため、大量に燃やす事になるからです。 私の場合、基本は松の原木を買って割って作っていますが、 たまに切り倒した松が出たと声をかけていただける時があり、本当にありがたいです。 今日も友人から電話をもらいました。 しかし、今日電話をいただいた松は切り倒していない、立木でした。 いままでは倒れた松をいただくのみで立木を切るのは、断ってきました。 理由は切り倒す行為があまりに危険で、恐ろしいからです。 現場を見に行くと、松の生えている場所は昔の登り窯がある、小高い土手の上。 そこから松の高さが15mほどあり、倒れたときを考えるとなにかを壊さないか、 跳ね上がって怪我をしないか不安でいっぱいです。 実はこの松。 去年も切ってくれと言われたものでした。 その時も、危険すぎると断っていたのです。 しかし今回、どうしても切らなくてはいけない雰囲気…。 事情を聞くと、昨年の台風18号で土手がかなり削れて危なくなっているとのこと。 その台風では我が家も床下浸水となり、恐ろしいおもいをしたので、気持ちはわかります…。 よし! と腹を決めて伐採開始。 チェンソーで根元に切り込みを入れ、倒れはじめると猛ダッシュで逃げました。 バサバサバサーッ!! なんとか横にある登り窯にぶつけずに済みましたが、倒れた松は竹やぶにツッコミ途中で引っかかり、大変なことに。 しかたがないので今度は竹を少しづつ切り進んで、やっと下ろすことができました。 しなる竹が切れたときビシュンと跳ね上がって、その度に恐ろしい思いをしました。 ![]() それからも斜面にある丸太をきった瞬間飛びよけたり、 まるで子供のころやったテレビゲームのような 危険な思いをしながらなんとかトラックに積み込みました。 いろいろコワい思いをしながらも 無事に作業を終える事ができました。 こんな事ができたのも、地主さんと友人が手伝ってくれたからです。 絶対ひとりでは出来ない作業も、人がいてくれると本当にありがたいと感じました。 おかげで立木を切り倒す貴重な体験が出来ました。 せっかく苦労していただいた信楽松の原木。 大事に薪にして使わせていただきます! ![]() 切り倒して窯場に運んだ松の原木。 ↓参加しています。 今回せっかくいい体験をしたのに、切り倒す前の写真を撮るのをすっかり忘れてました!やっぱりかなりコワかったんですね〜 ![]() ![]() にほんブログ村 |
新たに蹴ロクロを導入
2013 / 12 / 11 ( Wed ) 新たに蹴ロクロ(けろくろ)を導入しました。
![]() 蹴ロクロ 蹴ロクロとは足でロクロを蹴って回転させ、うつわを作る道具です。 普段これまで私が使って来たロクロは電動で、電気の力でロクロを回転させて成形します。 蹴ロクロの実作を見に行ったり、カタログを取り寄せたりして自分の好みのロクロをずっと探していたのですが、 なかなかこれというものが見つけられずにいました。 しかしそんな中、たまたまネットを眺めていたところに 私が知っている木工作家Yさんが、 蹴ロクロの製作をしているのを知りました。 美しいラインの大型の椅子や、家具。そしてオブジェを制作されているイメージだったので 蹴ロクロを製作されたと知ってとても驚いたのですが たまたま知人の陶芸家から製作の依頼を受けて 九州のロクロを参考にして作る事になったそうです。 私がYさんと知り合ったのは私が独立した当初。 まだ私は20代でした。 もともと幼い頃から木工が好きだった事もあって、何度か工房に遊びに行かせてもらっていました。 工房の中はとても作業をするとは思えないようなカッコいい作りで、展示作品もあり まるで美術館のようです。 多数ある木工用のカンナやノミも壁面に展示されているかの様にきちんと収まっており 今思うと、私の「作家の原風景」を作っていただいたような気がします。 (しかし私の工房はとんでもない状態なのですが…) そんな美しいキッチリとした仕事をされている方だと分かっていたので どうせならここにしようと早速何年ぶりかで電話をかけてアポイントをとり、 その日のうちに実作を見に行く事に。 工房につくとご夫婦で温かく迎えていただき ボタン作家さんでもある奥様手作りのお菓子でもてなしてくれました。 ![]() 工房にお邪魔する お皿は私が独立当初に作った大皿で出してくださり、うれしかったです。 工房は以前と変わりなくどこもきれいに片付いていて、見所いっぱいでした。 建物自体が作品のような工房内には木工作品や大きな薪ストーブ。 そして更に外にはツリーハウスまで出来ていました。 もちろんYさんの自作。 ![]() ツリーハウス ![]() 二台あった蹴ロクロ 作られた二台のロクロを見せていただき、 やはりYさんの仕事ぶりが感じられる しっかりとした作りの上、大変うつくしいロクロでした。 現物を見た瞬間、迷う事なくこのロクロにする事に決めました。 ![]() 設置した蹴ロクロ 陶芸を仕事にして以来 何度か蹴ロクロで製作を体験した事はありましたが 自分の蹴ロクロを持っておらず、長年導入するため探し続けていました。 「いつか自分も蹴ロクロにしよう」と私が最初に思ったのは 独立前に訪ねた好きな唐津の作家さんが使用されていたからでした。 「自分のリズムで作れるからいいよ」 と勧めてもらいいろいろと教えていただきました。 その何年か後、ある陶芸雑誌の編集の方が 「君はこれからは蹴ロクロでつくったほうが良い」と いわれた事もあります。 自分自身もロクロの一定な動きに手を合わす事と別に 少しづつ止まって行くロクロのリズムを感じて作ることの 意義が最近になってようやく、 少しづつ感じるようになってきたように思います。 長年そうしたいとおもっていたこと、 ようやくその思いが叶いました。 これからはこの相棒とともに よりよいもの作りに励みたいと思います! ↓参加しています。 蹴ロクロでの製作は大壺からはじめたいと思います~ クリックもいつもありがとうございます!↓ ![]() |