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陶工房 篠原 >焼いて暮らす日々

お知らせ
-------2020年 今後の展示予定-------

-------終了した展示-------
・2020 2/1(土)〜2/16(日) ならまち ギャラリーたちばな(奈良)篠原希陶展  
・2020 4/29(水・祝)〜5/17(日) うつわや季器楽座(茨城)篠原希陶展  
・2020年7月 東武池袋店(東京)篠原希陶展  
・2020年8月15日(土)〜23日(日) 四季彩堂(静岡)篠原希陶展  
・2020年10月14(水)〜20日(火)大丸心斎橋店(大阪)篠原希陶展  

ついに「へうげもの」が最終回を迎えました。
2017 / 12 / 11 ( Mon )
週刊モーニング53号。
ついに「へうげもの」が最終回を迎えました。
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読み始めたころはまだ三十代。戦国武将古田織部が主人公と言うことは、
いつかはあの「生爪」や「破れ袋」が登場する。
それを楽しみにずっと読み続けていました。

そして数年。
ある夏の東京展覧会に、

「へうげものに破れ袋を登場させるにあたり、どの様にあの破れは生じたのか?話を聞きたい」

という方に出会いました。

それは作者山田先生とともに、これまでのへうげものを作ってきた方でした。
まさかへうげものの待ちにまったシーンに私が関わることが出来るとは。
感激し通しでした。

様々な破れ袋に関する資料や沢山のエピソードを見聞きする機会をいただき、
山田先生からは

「あの破れ袋を小さくしてコーヒーを飲みたい」

と言う面白い課題をいただき、その実作を通して感じたこと、
分かったことは本当に沢山ありました。

ついに連載にも「破れ袋」は登場し、その作画にも私の意見を反映してくださり、
名前も掲載してくださいました。

ファンとして、陶芸家としてこれほど嬉しい瞬間はありませんでした。いまも私の宝物です。


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そして最終回。

沢山の「へうげもの」を支えた作家さん、関係者たちと共に再び、
それも最終回の最後のコマに、私の名前も掲載してくださいました。

戦国武将の生き様

茶道

そして陶芸。


陶芸家として私がどれほどこの作品が好きで、どれほどの影響をもらえたかしれません。

しかし、もしかしたらそれ以上に時代を越えいまも普遍的な

「人の欲の有り様」

「欲の意味」

に、一番自分が悩んでいた頃に、人間の欲望を真っ直ぐ描き切るこの作品に出会えたことで、
どれだけ救われ、どれだけおもろく感じられたことか。

自分があれほど一瞬でハマれたのはそこだった様に感じます。

私の予想を常に超え続けたへうげものの連載は終わりましたが、
この先もずっと生き続けていく作品となるでしょう。
心から感謝しております。


でもまずはコミックス化を待ってます!😍😆
#へうげもの #へうげもの最終回 #篠原希 #へうげ十作 #nozomushinohara #ありがとう


18:44:23 | メディア等 | コメント(0) | page top↑
へうげもの最終回
2017 / 12 / 08 ( Fri )
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破れ袋杯(やぶれぶくろはい)

12年以上、雑誌モーニングで連載されていた戦国武将古田織部を主人公とした
「へうげもの」がついに最終回を迎えました。

私はへうげものから、自分の作陶に多大な影響を受けました。

この杯は作者山田芳裕さんの
「破れ袋でコーヒーが飲みたい」
と言うリクエストで生まれたものです。

今後へうげものイベントも企画されているので、
再びこの「破れ袋杯」を制作したいと思っています。


MANGA magazine, "Morning" series "Hyouge -Mono" also
It is the final story at last.
From this work I received a great influence on my workmanship.
This cup was born with a request by Yoshihiro Yamada of the author, "I want to drink coffee at a tea ceremonial tool" YABURE-BUKURO"400 years ago". I am planning an upcoming event in the future as well, so I'd like to create this "YABURE-BUKURO Cup" again.
#へうげもの #モーニング #織部 #伊賀 #信楽 #篠原希 #nozomushinohara

テーマ:陶芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

13:01:30 | メディア等 | コメント(0) | page top↑
キンレイ「お取り寄せコレクション」キャンペーン
2017 / 03 / 01 ( Wed )
[お知らせです!]
https://monipla.com/kinrei/campaigns/12517

キンレイさんのキャンペーン!
新作の「お取り寄せコレクション」と
それ専用に
私が制作した土鍋と 瀬戸の陶芸家 伊藤 千穂 さんと 料理人であり笠間の陶芸家の穂高 隆児 さんが制作した麺鉢が当たります!
「THE鍋焼きうどん」キャンペーンに申し込んでくださったのに当たらなかったとおっしゃってくださった方!
是非ご応募ください!
05:36:35 | メディア等 | コメント(0) | page top↑
ブログに掲載していただきました/キンレイの器ものがたり
2017 / 02 / 28 ( Tue )
一昨年、そして昨年と制作させていただきました、冷凍食品のキンレイ特製

「鍋焼きうどん専用土鍋」
どうして私がその土鍋を制作することになったのかをわかりやすくまとめてくださいました!
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読み物としてもとてもたのしく書いてくださっていますので
ぜひ読んでいただきたいです。

第1話 「THE 鍋焼うどん」のオリジナル土鍋をつくる
第2話 「オリジナル土鍋」から「オリジナルどんぶり」へバージョンアップ!
第3話 陶芸家「伊藤千穂」元美容師のセンス光る器たち
第4話 陶芸家「穂高隆児」元料理長が生み出す、料理のための器
第5話 陶芸家「篠原希」土鍋がバージョンアップして帰ってきた!?
第6話 取り皿の議論から派生して、オリジナル取り皿へ!?


20代。一人暮らしのころ、毎日毎日外食やコンビニ弁当の味に飽き飽きしてしまっていた時
スーパーで買ってきたキンレイの鍋焼きうどん。

不思議とこの鍋焼きうどんの味には飽きることなく、よく食べるようになりました。

しかし
これを付属のアルミ鍋じゃなくて、
「せっかく陶芸やっているのだから、自分専用の土鍋を作って食べよう!」
と土鍋を作って食べていたというお話が、社長にお伝えする時が来て
こんな大きな出来事につながっていくと言う本当にありがたい体験をさせていただきました。



キンレイさんが冷凍食品メーカーの技術を込めた作品に私の土鍋をパッケージデザインとして使ってくださいました。
鍋焼と味噌煮込

一人で土鍋を作って鍋焼きうどんを食べていた20代の頃の自分に
この話を聞かせることが出来たら。








09:17:00 | メディア等 | コメント(0) | page top↑
キンレイの新商品「お取り寄せコレクション」
2016 / 10 / 19 ( Wed )
去年冷凍食品「キンレイ」さんの企画である「THE鍋焼き」で土鍋を作らせていただきました
その時のお話
http://www.kinrei.com/news/201512/09170353.php



今年もお声をかけていただき
今年はキンレイの新商品発売の記者会見に参加させていただきました。

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新商品「お取り寄せコレクション」



記者会見なんて初めての体験でしたので
ガチガチに緊張しましたが、社長はじめ、みなさんとても親切に応対してくださり本当に有難かったです。





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新商品は5つ。
そして器を担当したのは私と、瀬戸の伊藤千穂さんと穂高隆児
「鍋焼うどん」と「味噌煮込みうどん」は私の土鍋。
「京都九条ねぎの肉うどん」は笠間の穂高隆児さんの器。
「きつねうどん」と「カレーうどん」は瀬戸の伊藤千穂さんの器となっております。



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そしてなんと!

今回の新商品のパッケージには私たちの器がデザインに入れていただいております!
私の土鍋が使われているのを見たときは、ジーンとしました!



さっそく我が家では発売日にネットで発注!

家族みんなでいただきました。


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おとり寄せコレクション お試し5品セット

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キンレイ祭りだ!土鍋祭りだ!


これまでの通常市販品のワンランク上の素材で作ったと言われているだけあって
子供も大興奮でした。
「おいしすぎてなみだでそう」
と長女。


キンレイ独自の3層構造、お水のいらない簡単さは変わらず
しかしうどんがカレーうどんや味噌煮込みうどんなど、
それぞれの味に合わせてうどんが違う‥!


本当においしかったです。

皆様、ネット販売でご購入いただけます。ぜひご賞味を。

http://www.kinrei.com/otoriyose/
09:09:42 | メディア等 | コメント(0) | page top↑
「へうげもの」FBサイトでご紹介いただきました。
2016 / 06 / 24 ( Fri )
いつも大阪出身のくせにおもろない自分をおもろく紹介してくださるw
‪「へうげもの」 さん
FBページ
https://www.facebook.com/hyougemono55/

雑誌モーニングに連載中の「へうげもの」を愛読していた1ファンだった自分は
古田織部が主人公であるということは、
いつかあの「破れ袋水指」が登場するのだと楽しみに待っていました。


それが、まさにその登場回に自分が作画協力という形で関われたということは、
これ以上ない喜びでした。


作品の中で現在でいういわゆる「織部釉」が生まれたきっかけを説明するシーンがあります。

伊賀の自然釉(燃料の薪の灰が高熱で溶けてできる)が綺麗な緑色だったものを、

「銅を混ぜた釉薬をつくることで緑釉を現出させる。」


というものが自分でもとてもスッと心に入ってきました。


自分はこのシーンを見たことをきっかけに、青や緑の濃い色のビードロ(自然釉)を
発色させる焼き方に力を入れるようにしています。



いろんな示唆や刺激をあたえてくれる作品に出会えて本当に良かったです。




FBより転載
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「希 」と書いて、ノットまれ、バットのぞむ

へうげ十作焼き締め隊隊長、メンバー中随一の穴窯アーチスト

篠原希が、大阪・大丸心斎橋店12階/現代陶芸サロン桃青にて個展開催中です


伊賀〜信楽で、古田織部好みな力陶を続ける篠原
山田芳裕が「破袋」を描くにあたり、特に監修協力してくれた一人です


桃山時代の陶工に想いを馳せつつ制作に励む情熱、経験、見識は大いに参考になりました
会期は7月5日(火)まで
生粋の大阪人のくせにギャグ精神ゼロてどないやねん


ただひたすら、ひたむきに、土と水と炎と向き合う古典的陶人の激熱群をどうぞご高覧くだされ

大丸心斎橋店12階 現代陶芸サロン桃青
http://www.gallerytosei.com/daimaru/2016/shn1606.html

篠原希公式ブログ 焼いて暮らす日々
http://kibou830.blog.fc2.com/blog-entry-506.html


篠原希Facebook
https://www.facebook.com/nozomu.shinohara/posts/1049741115110316:1
‪#‎篠原希‬ ‪#‎まれ‬ ‪#‎信楽‬ ‪#‎伊賀‬ ‪#‎大阪‬ ‪#‎ギャグ‬ ‪#‎ceramics‬ ‪#‎pottery
‬ ‪#‎陶芸家‬ ‪#‎大丸‬ ‪#‎心斎橋‬ ‪#‎へうげもの‬ ‪#‎へうげ十作‬ ‪#‎hyougejissaku‬ ‪#‎hyougemono‬ ‪#‎japan‬ ‪#‎china‬
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テーマ:陶芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

13:00:31 | メディア等 | コメント(0) | page top↑
モーニング最新号「へうげもの」に作画協力
2015 / 09 / 22 ( Tue )
モーニング最新号「へうげもの」に作画協力として、
名前を載せていただきました!


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愛読し始めてからいつか登場するとずっと待っていた

織部好みの水指

「破れ袋」

読者だった自分がまさかその登場回に関わる事が出来るなんて。
こんな嬉しい事はありません。


奇跡のようなご縁。

感謝!







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18:14:24 | メディア等 | コメント(0) | page top↑
WEBサイト 陶芸ネットにご紹介いただきました。
2015 / 09 / 04 ( Fri )
陶芸ネット現代陶芸家ファイル」にご紹介頂きました!
素晴らしい陶芸家の方々の中に加えていただいて恐縮です‥ありがとうございます!


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篠原 希
焼き破りの新美学


また、同じサイト内「器と出会う」9月でも私の「焼締角花入(やきしめかくはないれ)」に花を生けてくださっています。

どうぞご覧下さいませ。







16:34:33 | メディア等 | コメント(0) | page top↑
雑誌で酒器をご紹介いただきました
2014 / 06 / 14 ( Sat )
ぱっと見て、中田英寿さんの雑誌かと思いきや、美味しそうーな日本酒の特集雑誌。

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LOVE日本酒

これに私の酒器三点をご紹介くださっています。
ありがとうございます!

書店で見かけた際はご確認くださいね〜


アマゾンはこちら↓
LOVE 日本酒! 中田英寿特別版 (Gakken Mook) [ムック]



↓紹介されている日本酒は美味しそうなものばかり…特に秋田の新政は一番気になるお酒です!いつもクリックいつもありがとうございます! ↓
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10:45:32 | メディア等 | コメント(0) | page top↑
陶芸誌「陶工房」に掲載していただきました!
2013 / 05 / 22 ( Wed )
陶芸誌 陶工房no.69 特集「焼成に託す」に掲載していただきました!



陶工房表紙 自作は右上の壷です





私の項では
「焼き破りの新美学」となっておりました。
大変光栄ですが、同時に恐れ多い気持ちです。


自分にとっての穴窯を焚くおもしろさは
焼き物が穴窯のなかで焼けていくのが

「見える」

ということです。

特に大きな壷などは数日間の窯焚きで熱をまともに受けて柔らかくなったとき、
自らの重さで曲がって行く様子がわかります。


窯焚きで出来る「曲がる、熔ける、割れる」という現象を
作品にしたいと考えて、いまもいろいろな方法でためしています。


今回その技法の一つを『焼き破り』という言葉をつかって今回記事にしてくださいました。






壺つくり


また後半では土について、広口壷の製作の様子など写真つきでのせてくださっています。




ありがとうございました!



信楽の片隅でもくもくと作っております私ですが、地元信楽にも、そして遠く違った場所でも
私のことを気にかけ応援してくださっている方がいるのを実感します。

本当にいつもありがとうございます。

また、今日から生まれ変わった気持ちでがんばれそうです。
(ちょー本厄を迎えたことですし(笑))



これを励みにしっかりと精進して参ります!





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