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陶工房 篠原 >焼いて暮らす日々

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-------2020年 今後の展示予定-------

-------終了した展示-------
・2020 2/1(土)〜2/16(日) ならまち ギャラリーたちばな(奈良)篠原希陶展  
・2020 4/29(水・祝)〜5/17(日) うつわや季器楽座(茨城)篠原希陶展  
・2020年7月 東武池袋店(東京)篠原希陶展  
・2020年8月15日(土)〜23日(日) 四季彩堂(静岡)篠原希陶展  
・2020年10月14(水)〜20日(火)大丸心斎橋店(大阪)篠原希陶展  

棚板(たないた)の掃除
2011 / 02 / 17 ( Thu )
いよいよ高槻松坂屋での個展の期日も近づいてきましたが、
先日仕入れた松の原木を早く薪割りまで持っていきたい気持ち。

なんとか時間を割いて窯場を見たものの現場はこんな感じ。

BLOG7817.jpg
雪まみれの松の原木。



「なんだか粉砂糖掛けたチョコレート菓子みたいやな~」と思いつつ
積み上げた原木を持ち上げようとすると、水分がすっかり凍ってがっちり動きませんでした。




仕方ないので、薪割りはあきらめて窯の掃除をはじめました。



一番たいへんなのは棚板の掃除。
棚板は窯に使う道具で、小さな作品はこの板の上に載せて窯に詰めます。




私の穴窯(あながま)はとても小さいので、ほとんど棚組ができません。

ですのでたいした枚数ではありませんが、作品と同じように数日間火に焼かれ、
何度も何度も灰を受けてそれが棚板の上で溶けて自然釉(しぜんゆう)の状態になっております。

溶けた灰は分厚く固まっていてなかなかとれません。

BLOG7818.jpg
溶けて引っ付いた燃料の灰



BLOG7820.jpg
裏側。玉状になった自然釉。


裏側にも灰は現れています。
いろんな色が見られて本当にきれいですが、これも取らなくてはいけません。



BLOG7822.jpg

ハンマーを使ってまずは表面だけをたたき、自然釉を割っていくように取っていきます。

そのあと石ヤスリや電動工具を使って、ひたすら磨き続けてようやく終わります。




気づいたときにこれをやっておかないと、窯詰めのときに時間を取って大変な目に有った事があります。




これで次回の窯詰めはらくができそうです。








↓参加しています。  この大雪で私は子どものために生まれて初めて「かまくら」を作りました。 しかし電車息子にとっても小さかったらしく入るのを嫌がって、すぐに自転車に乗ってゆきを攻めにいってしまいました。 次の日にはもう溶けてました。  春ですね…  いつもクリックありがとうございます!↓
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