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陶工房 篠原 >焼いて暮らす日々

お知らせ
-------2019年 今後の展示予定-------
・2019年9月4日(水)~9月10日(火)大丸心斎橋店現代工芸サロン桃青(大阪)篠原希陶展予定  

-------終了した展示-------
・2019年7月18日(木)~7月24日(水)東武池袋店(東京)篠原希陶展  
・2019年 4月13日~5月6日ギャラリー阿吽(静岡)篠原希陶展予定  
・2019年4月6日(土)~ 4月14日(日)倉敷工房IKUKO(岡山) 篠原希陶展 
・2019年3月15日(金)~ 3月21日(木)新宿ギャラリー柿傳 「信 樂 - 土の賦 十二人展」

真夏のような暑さの梅雨の穴窯焚き/個展に向けて
2011 / 07 / 06 ( Wed )
7月21日(木)からの池袋東武での個展に向けて先日、穴窯を焚きました。


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煙突より立ち上る煙



今回は今までこつこつと集めてきた薪がたくさんあります。

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薪がいっぱいあるだけでじーんとする私。





これだけ薪が豊富にある状態で窯焚きをするのは初めてです。
穴窯を作った当時は、いつも薪がギリギリの状態で最後に薪が足りなくなって、泣きそうな気持ちで
原木を割りながら生の薪を放り込んだりしていたのを思い出します。


そんな経験は一度や二度ではなかったので、いつか二三窯分の薪を用意して窯を焚けるようになりたいと
当時ずっと思っていました。



感慨深い…



あぶりからどんどん窯の温度は上がって行きます。

夜になると窯場の周辺は真っ暗になります。
まだホタルが田んぼを飛んでいて、薪の燃える音とホタルのひかりでとても贅沢な気持ちになります。




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夜中一人でいる時にはカブトムシもやってきました。
電車息子がいたら大喜びだったでしょうが、朝には森にかえっていきました。







毎年梅雨時期に窯焚きをしてきましたが、
めずらしく今年は窯詰めの日からまったく雨が降らず、とにかく暑く苦しい窯焚きでした。



窯詰め前の生乾きのうつわの乾燥などには大変ありがたかったのですが、


とにかくすぐに熱中症になってしまいそうな暑さで
今までの窯焚きの中でも一二を争うつらい窯焚きになりました。




そんな私をみて、こどもも何かを感じているようで、
前回につづいて今回も電車息子が



「窯焚きてっちゃう(手伝う)!」



と手伝ってくれました。(一回だけですが)








そしてなんと三歳のアンパンマン娘も電車息子を見ていたのか、
家から子供用軍手を持ってきており、手伝ってくれました。


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窯焚きてっちゃうアンパンマン娘



ほんの少しでも、助けたいと思ってくれたのがとても嬉しくて
暑さで参りかけていた気持ちが、すーっと楽になりました。








さて、窯の温度はどんどんと上がって大詰めへ。




今回の窯焚きは徳利やぐい呑の「引出(ひきだし)」を多めにしました。

引出とは窯の最終盤になった頃、うつわに降り掛かった燃料の灰が高温で溶けて流れ始めたのを見極め
窯から引っぱりだして急冷させるというものです。

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窯の中に鉄棒を突っ込み、うつわを引き出す。




前回の窯焚きでは、高温に耐えきれなかったため徳利の首が取り出すときにもげてしまい
ひとつも取ることができませんでした。

なんとか今回は一つでも多く徳利を無事に取り出したいと、土を選ぶ時点からいろいろと試行錯誤して臨みました。





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引き出された徳利。



引き出された瞬間、黄色く光る徳利が外気にふれ一気に冷えて行きます。



溶けた燃料の灰はビードロとよばれる流れになります。
急冷されることでビードロの色は独特の色に変化して冷え固まります。


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急冷され流れたまま冷え固まったビードロの流れ。



同じようにぐい呑も引き出してみました。


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「トンボの目」と呼ばれる玉状に溜まったビードロがふたつ。






熱い場所へと近づくのも嫌な気持ちと強烈な睡魔と戦いつつ、
最後までなんとか窯焚きをつづけることができました。




今回もわざわざ他県から車で助けに駆けつけてくれたS氏、毎回忙しい仕事の合間をぬって手伝いにきてくれる
F氏。


そして(よ)さんありがとう。

みなさんのおかげでなんとか最後まで焚くことができました。
みなさんありがとう。
こころから感謝申し上げます。




今回の窯焚きの結果は2010年7月21日(木)から池袋東武で展示いたします!
是非会場でご覧ください!










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