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陶工房 篠原 >焼いて暮らす日々

お知らせ
-------2020年 今後の展示予定-------

-------終了した展示-------
・2020 2/1(土)〜2/16(日) ならまち ギャラリーたちばな(奈良)篠原希陶展  
・2020 4/29(水・祝)〜5/17(日) うつわや季器楽座(茨城)篠原希陶展  
・2020年7月 東武池袋店(東京)篠原希陶展  
・2020年8月15日(土)〜23日(日) 四季彩堂(静岡)篠原希陶展  
・2020年10月14(水)〜20日(火)大丸心斎橋店(大阪)篠原希陶展  

お寿司のネタ匣(はこ)に使ってもらっていました! 
2011 / 07 / 07 ( Thu )
信楽の老舗 陶の辺(すえのべ)料理魚仙へお昼ご飯を食べに行きました。



しばらくご無沙汰しているうちにお店を改装され、アプローチがとても趣きあるものに変わっていました。

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登窯(のぼりがま。薪で焼く窯)で火鉢を焼くときに台として使われていた立ちザヤ。

びしっとかっこ良く入った縦の亀裂のなかに照明器具が仕込んでいるそうで
夜になると一層かっこ良く見えそうです。
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ずらっと居並ぶ茶壺。




店内もカウンター、テーブル席とも一新されていました。
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今回の魚仙訪問は実は三つ見たいものがあったのでお邪魔しました。

一つはお店の改装。

二つ目は魚仙さんが苦労して手に入れた、信楽の作家ものの徳利を見せてもらうことでした。
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作家の息吹を感じられる焼締徳利と季節の点心のお料理(冷し)にしん茄子


徳利は手にもつとしっとりとした陶肌で、注いだ時の酒の勢いも気持ちよく、
なによりとてもきれいな火色とビードロ。
てらいのない気持ちのよい焼きのものでした。


ご主人も大変思い入れのある作家さんですので、いろいろとお話を聞きながら
こうして手に持たせてもらい、お酒をいただき過ごす時間は最高でした。


最初に出された向付のすずきのあらいから、もちもちとおいしくてどんどんお酒が進みました。


その他にも鱧の泉州鍋や最後の新しょうがのごはんまで本当においしかったです~





そして三つ目。


今回の改装にあわせて、カウンター席にあった寿司ネタのケースを撤去されたのですが

それに変わって、私の焼いた陶匣(とうばこ)をネタ箱ならぬネタ匣(はこ)として使用してくださっているのを
見せていただきました。

BLOG9466.jpg



魚仙のご主人は京都で料理を修業されましたが、寿司を学ぶために東京まで毎週通い腕を磨かれた方です。

押し寿司は関西京都、にぎり寿司は江戸にぎりです。


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「こないだ京都までこのネタ匣持って行って握ったけど評判よかったで~」


と話してくださいました。




お店の大事な場所で使っていただいている陶匣をみて、とてもうれしく
作家冥利に尽きる瞬間でした。



おいしいご飯をいただきながら、お話も目にも心地よくすごさせていただきました。
本当にごちそうさまでした!






仕事がんばりま~す!






季節の点心、今回のメニューは変更される時があります。
ぜひ事前にお電話でご確認されることをオススメします~







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