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陶工房 篠原 >焼いて暮らす日々

お知らせ
-------2019年 今後の展示予定-------
・2019年4月6日(土)~ 4月14日(日)倉敷工房IKUKO(岡山) 篠原希陶展 
・2019年 4月13日~5月6日ギャラリー阿吽(静岡)篠原希陶展予定  
・2019年7月18日(木)~7月24日(水)東武池袋店(東京)篠原希陶展  
・2019年 10月大丸心斎橋店現代工芸サロン桃青(大阪)篠原希陶展予定  

-------終了した展示-------
・2019年3月15日(金)~ 3月21日(木)新宿ギャラリー柿傳 「信 樂 - 土の賦 十二人展」

泣ける黒豆泣けるお茶/初日の出来事。うつわや季器楽座創業20周年記念 酒井敦志之×篠原希 二人展vol.Ⅱ-2
2017 / 01 / 07 ( Sat )
現在開催中の水戸市でのうつわや季器楽座創業20周年記念
酒井敦志之×篠原希 二人展vol.Ⅱ

初日、IT茶人で、笠間焼窯元で、アバンギャルド茶会なるものを主宰されている近藤俊太郎さんが、お茶をスタンディング形式でいただけるようにしてくださいました。
IT茶人で笠間焼窯元、そしてアバンギャルド茶会主宰近藤俊太郎氏





酒井敦志之作「HAKURI」茶碗




そしてもうひとり


穂高隆児さん
彼はバリバリの料理人から陶芸家へ転身したという異色の経歴を持つ方。
老舗料亭支店に入って10数年。その料理長を務めるまでいたほどの料理人。
その間、駐スペイン日本大使の専属料理人も経験し、皇太子さまにも料理を供した経験を持っています。
それから笠間へ陶芸家になるべく修行に入られて数年で、今は押しも押されぬ人気作家に。




本気の料理人であり凌ぎを削り続けているような陶芸家。穂高隆児さん


酒井敦志之作刷毛目皿にお料理

篠原希作四寸カシ皿にお料理


その穂高さんがこの二人展を盛り上げたいと白衣を着て、陶芸家の時は伸ばしている髭をそり
料理人に。


人気作家であるがゆえ、いつも忙しいなか料理人時代さながらに数日前には築地に仕入れに。
二人展当日にも明け方に仕込みをして、その後に茶碗の削りをして、その後仮眠をとり
そして、私よりも早く会場に到着して準備をしてくれていたそうです。



会期がついに始まり、お客様がひとしきりお茶とお料理をいただいている様子を見た後。

「篠原さんもどうぞ」


と穂高さんのお料理をいただくことに。

ちいさな小皿につめられたお料理はひとつひとつ宝石のよう。


その中でもひときわ美味しかったのが黒豆でした。
私のお皿には2粒入っていたとおもうのですが、あまりにも美味しく驚いてしまいました。



初日が済んでそのことを穂高さんに聞きました。
「黒豆が美味しすぎてびっくりしました」と。

すると穂高さんは

黒豆は「10日間煮るんです」と答えられました。
私はびっくりしてそのあと作り方を教えてもらいました。

「まず煮て、ガラスに軽く投げてみてくっつくくらいまで柔らかく煮るんです。」
と。
「その後味付けをゆっくり、繰り返し繰り返ししていきます」
「最後にその味を抜く作業に入って何日か必要です」
「それで最後に皮がパーンと張った黒豆になります」

と教えてもらいました。

あのふた粒の黒豆に10日間。

他のお料理もきっと同じような想いと、手間がかかっていることは間違いがありません。

その瞬間。
涙が出そうになりました。



その横で、楽しそうに微笑んで聞いている近藤さん。

ひとつひとつのお道具。
そして私と酒井さんがこの5年で作ってきた茶碗たち。

どんな風に季器楽座の会場でお客様にお茶の美味しさを感じてもらおうとしているか。

ひとつひとつの所作までこの日のために用意してくださったのが伝わってきました。



5年。

この5年。
すばらしい5年にしてあげよう。
そんな二人の想いが感じるほど、泣けてくる。

そんな最高の初日にしていただきました。

本当にありがとうございました。


このご恩は一生忘れません!!






うつわや季器楽座創業20周年記念
酒井敦志之×篠原希 二人展vol.Ⅱ
2017年1/2(月)~1/29(日)
月曜日定休
※1/2(月)1/9(月)は営業


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