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陶工房 篠原 >焼いて暮らす日々

お知らせ
-------2020年 今後の展示予定-------

-------終了した展示-------
・2020 2/1(土)〜2/16(日) ならまち ギャラリーたちばな(奈良)篠原希陶展  
・2020 4/29(水・祝)〜5/17(日) うつわや季器楽座(茨城)篠原希陶展  
・2020年7月 東武池袋店(東京)篠原希陶展  
・2020年8月15日(土)〜23日(日) 四季彩堂(静岡)篠原希陶展  
・2020年10月14(水)〜20日(火)大丸心斎橋店(大阪)篠原希陶展  

大丸京都店篠原希陶展本日初日!
2018 / 10 / 24 ( Wed )
本日より、大丸京都店篠原希陶展始まります!
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会場に10時から在廊します!
よろしくお願いします。

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信楽 篠原希作陶展
2018年10月24日(水)〜30日(火)(最終日は午後5時閉場)
大丸京都店6階美術画廊にて




Woodfire pot (YOHEN TUBO)
The next solo exhibition!
Shigaraki Nozomu Shinohara works ceramics exhibition
October 24 (Wednesday) - 30 (Tue), 2018 (the last day closed at 5 PM)
At Daimaru Kyoto Store 6th Floor Art Gallery

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#大丸京都店 #daimaru #nozomushinohara
#篠原希 #anagama #穴窯 #信楽 #shigaraki @大丸京都店
08:10:31 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
10月は京都で個展をします!大丸京都店6階美術画廊にて!
2018 / 09 / 15 ( Sat )
窯変壺(ようへんつぼ)

次回10月の京都個展のDMが出来ました!
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窯変壺(ようへんつぼ)

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信楽 篠原希作陶展
2018年10月24日(水)〜30日(火)(最終日は午後5時閉場)
大丸京都店6階美術画廊にて

皆様のご高覧ここよりお願い申し上げます!



Woodfire pot (YOHEN TUBO)

The next solo exhibition DM was made!
Shigaraki Nozomu Shinohara works ceramics exhibition
October 24 (Wednesday) - 30 (Tue), 2018 (the last day closed at 5 PM)
At Daimaru Kyoto Store 6th Floor Art Gallery

#大丸京都店 #daimaru #nozomushinohara #篠原希 #anagama #穴窯 #信楽 #shigaraki
11:59:27 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
ありがとうございました! 東武百貨店池袋店個展終了しました。
2018 / 07 / 30 ( Mon )
7月19日(木)〜25日(水)の期間で
東武百貨店 池袋店で開催されておりました 篠原希陶展無事に終了しました!

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東武百貨店6F 1番地 アートサロン
7月19日(木)〜25日(水)

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展示風景

期間中は毎日「災害と呼べるほどの酷暑」とニュースが流れるほど暑い東京でした。
その中でも会場に足を運んでくださいましたみなさま
本当にありがとうございました。


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窯変茶盌(ようへんんちゃわん)

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耳付花入(みみつきはないれ)


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窯変陶板(ようへんとうばん)
11:01:11 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
水戸市 うつわや季器楽座 篠原希陶展終了しました。/茨城 ノ貫プロジェクト 窯焚き
2018 / 05 / 31 ( Thu )
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窯変擂鉢(ようへんすりばち)

4月28日(土)~5月20日(日)の日程で開催しておりました篠原希陶展終了しました。

初日早々より、たくさんのお客様のご来場をいただき本当にありがたかったです。

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水戸市 うつわや季器楽座


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展示風景

熱心に制作の質問をいただけてありがたかったです。

今回はこの1年間、アメリカに行きその中で体験できたこと、そして帰ってから考えたことを作品に込めました。

むしろ土についてはおとなしく見えるようになったかもしれませんが
「土の面白さを作品に写す」というテーマにはアメリカも日本も、信楽もその他の土地の土も同じと考えられるようになりました。


今回展示した「黒の茶盌」には四つのタイプがありました。

アメリカの現地の土をほって上掛けして引き出したペンランドワイルドクレイ引出黒。
アメリカノースカロライナのライルズビルワイルドクレイの釉薬をかけない「じどけ」による引出黒、
そしてその元になった、笠間土のじどけによる「無釉」引出黒、
そして私が普段やっている鬼板(おにいた)と呼ばれる鉄分の多い土を上掛けした引出黒も土の砕き方を荒くして素材感を残すように変えました。

それぞれの黒が土から引き出される面白さを見てもらいたいと考えました。


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ワイルドクレイ茶盌(ノースカロライナ ライルズビルクレイ)
(アメリカペンランド登り窯で焼成のち日本、自分の穴窯で焼成中、引き出した。
釉薬は掛けていないが、土中の鉄分が溶け出して黒く焼けている。この作品は酒井さんとの二人展での土の交換により生まれた、笠間土の「じどけ」による黒の茶盌の経験を経て生まれました)



土に従い、その土の性質を最大限引き出すことへの興味は1年前より明確になり、肩の力はいい意味で抜けたような気がしております。

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窯変徳利(ようへんとくり)窯変シノギ馬上杯(ようへんしのぎばじょうはい)

そして、最終日には毎年、笠間の陶芸家を中心にこれまで全国の陶芸家が集まって一緒に薪窯を焚くという
「ノ貫(へちかん)プロジェクト」
の窯たきに参加することができました。


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IT茶人であり、このノ貫窯の窯元でもある近藤俊太郎さん。

私は五年前に一度、窯たきに参加できたのですが、その時以外は窯たきは参加できませんでした。

今回はちょうど個展の最終日と搬出日が重なったおかげで、ようやく参加できることに。


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笠間の陶芸家、ノ貫メンバー


このノ貫窯、始まりは東日本大震災。

地震をきっかけに、持ち主がいなくなるという薪窯を突然、東京のITの仕事をしているという茶人が買う!という
ネットの記事に私は度肝を抜かれました。

「どんなひとなんだろう」
と私の興味は釘付けに。

「みんなでたのしく窯を焚きませんか?」
という呼びかけに私はぜひ参加したいと思いました。




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釉薬もそれぞれの作家のものを持ち合って、いつもと違うものをかけてみる。
どんなものが焼けるのか楽しみが増す。



窯焚きが始まると、不思議なくらい自然と交代しながら24時間が過ぎていきます。

一緒にラーメンをたべたり、いっしょにお茶をいただいたりしながら
いろんな話ができます。
陶芸の話、仕事の話、家族の話。


ノ貫窯が始まった頃、震災と原発の事故の影響はとても大きく
笠間や益子の作家たちは作品が動かなくなってしまった時期があったそうです。
その時に出た「ひまだからみんなで薪窯焚かねえ?」と言うセリフがこのプロジェクトのきっかけでもあったそうです。

それが6年の月日がながれ、参加しているメンバーはそれぞれに大変な人気作家となり
日々、いそがかしく制作に追われています。
「いまではノ貫の作品をつくる時間をなんとか捻出しなくちゃならなくなった」
と笑っていました。

本当は、いそがしいはずのメンバーそして窯元の近藤さんですが、
窯焚きをしているようすはいつもニコニコしていて、時間が優しくユルユルと過ぎていきました。

あまりにギリギリとした私の穴窯焚きとの違いが嬉しく、感動していました。

とても貴重な時間を共有できました。







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酒井敦志之さんのお宅で打ち上げ。


窯焚きの後には、みんなが酒井さんのお宅に集まって
窯焚きのうちあげと合わせて、私の個展の終了をねぎらってくれました。


この6年間、酒井さんとの二人展を成功するために過ごしてきた自分。

その二人展はついに去年、終了して、今回の個展は初めて自分のことだけを考えて、かなり力みを取って作れたような気がしていました。

二人展が終わった以来私は、「もう、こんな風にみんなとともに楽しい時間が過ごせることもないか」
とも思っていましたが
再びこんな日が来たことを感謝しています。
そしてまた素晴らしい時間と体験をもらえたことを感謝しております。


個展期間ご来場くださいましたみなさま、
そしてノ貫で出会ったみなさま。

優しい時間とすばらしい体験をくださり本当にありがとうございました!

こころより感謝申し上げます!


テーマ:陶芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

10:05:04 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
うつわや季器楽座での篠原希陶展始まりました!
2018 / 05 / 08 ( Tue )
うつわや季器楽座での篠原希陶展始まりました!
初日からお客様のご来場をいただき、また大変熱心に制作についての質問をしていただきありがとうございました😊

この一年の信楽、アメリカ、そして笠間の陶芸家たちとの交流を通して出来た事を作品にして展示しました。

水戸市うつわや季器楽座での個展在廊二日間、沢山のお客様にお会いできで嬉しかったです。
ご来場心より御礼申し上げます!
笠間の陶芸家酒井敦志之さんとの6年に渡る二人展が終わって、今回の個展では、心境の変化もあり随分久しぶりに茨城にきた気持ちがしました。
会場の季器楽座さんの心が通じているかのようなお客様やそこに集まる陶芸家に、心がとても気持ちよくなる瞬間を何度も再確認させてもらいました。
水戸市うつわや季器楽座での個展在廊二日間を終えて、GW渋滞もありましたが、朝、信楽へ帰って来ました。
二日間沢山のお客様にお会いできで嬉しかったです。
ご来場心より御礼申し上げます!
笠間の陶芸家酒井敦志之さんとの6年に渡る二人展が終わって、今回の個展では、心境の変化もあり随分久しぶりに茨城にきた気持ちがしました。
会場の季器楽座さんの心が通じているかのようなお客様やそこに集まる陶芸家に、心がとても気持ちよくなる瞬間を何度も再確認させてもらいました。


今回展示した作品も自分で「原点回帰」と言いつつ特に食器など素直にに作れたものが多い様に自分では感じています。

5/20まで会期は続きます。
ご高覧くださいますようお願い申し上げます。
篠原希作陶展
4月28日(土)~5月20日(日)
水戸市 うつわや季器楽座にて
場所 : 〒310-0847 茨城県水戸市米沢町195-3
電話&fax  029-246-1411
営業時間 10:00~19:00
定休日 月曜定休
info@kikirakuza.com
http://www.kikirakuza.com
11:39:10 | 未分類 | コメント(0) | page top↑
GWは水戸市 うつわや季器楽座で個展をします。
2018 / 04 / 01 ( Sun )
篠原希作陶展
4月28日(土)~5月20日(日)
水戸市 うつわや季器楽座にて

場所 : 〒310-0847 茨城県水戸市米沢町195-3
電話&fax  029-246-1411
営業時間 10:00~19:00
定休日 月曜定休
info@kikirakuza.com
http://www.kikirakuza.com
23:05:14 | 未分類 | コメント(0) | page top↑
ならまちギャラリーたちばな篠原希陶展終了しました。
2018 / 03 / 02 ( Fri )
2018 年2月3日(土)~2月18日(日) の期間をもちまして、ならなちギャラリーたちばなでの個展が終了しました。
期間中は大変な寒波がきて連日寒い日が続きましたが
その中でもご来場くださいましたみなさま本当にありがとうございました。
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アメリカワイルドクレイ(NC)茶碗
今回の展示のテーマは「ワイルドクレイ」
昨夏、アメリカで制作したノースカロライナの原土で制作した作品と
普段私が制作で使っている信楽や伊賀の山土もワイルドクレイと捉えて展示しました。
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須恵土鉢(すえつちはち)
そして昨年、友人からもらった、隣町で採取した古琵琶湖層(古代の琵琶湖の湖底に溜まった粘土)の土
初めて作品にして薪窯で焼成して展示しました。
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その際、そのまま焼締めることよりもアメリカで体験した「スリップ」を自分なりに解釈して
外側に薄く白土をかけてから焼き上げることにしました。
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須恵土マグ(すえつちまぐ)
全面に白くコーティングしてしまうのではなく、ワイルドクレイが透けてくるように、
その土の面白さを引き立てる意味でのスリップを狙ったものでした。
今後も面白い土を生かす物づくりを心がけ精進いたします。
ありがとうございました!

テーマ:陶芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

11:16:31 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
ならまちギャラリーたちばなでの個展も今日と明日まで。
2018 / 02 / 17 ( Sat )
ならまちギャラリーたちばなでの個展もいよいよ明日までとなりました。
ご高覧下さいませ~

展示風景

須恵土片口鉢
篠原希 陶展
場所:奈良県 ギヤラリーたちばな
期間:2018 年2月3日(土)~2月18日(日)
16:48:07 | 未分類 | コメント(0) | page top↑
2月に個展をします。篠原希陶展 奈良町 ギャラリーたちばなにて
2018 / 01 / 18 ( Thu )

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今年最初の個展は奈良県の奈良町にて!


猿沢池やテレビでおなじみ「猛烈に早く餅をつく」お餅やさん
(個展とは関係ないのですが(笑)海外向けの分かりやすい動画があったので参考リンク
http://www.youtube.com/watch?v=AUrlM2a8Ujw)

の近くにある奈良町です
ので、みなさま観光も兼ねてご来場くださいませ!




篠原希 陶展
場所奈良県 ギヤラリーたちばな
期間:2月3日(土)~2月18日(日)

テーマ:陶芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

13:58:16 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
ついに「へうげもの」が最終回を迎えました。
2017 / 12 / 11 ( Mon )
週刊モーニング53号。
ついに「へうげもの」が最終回を迎えました。
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読み始めたころはまだ三十代。戦国武将古田織部が主人公と言うことは、
いつかはあの「生爪」や「破れ袋」が登場する。
それを楽しみにずっと読み続けていました。

そして数年。
ある夏の東京展覧会に、

「へうげものに破れ袋を登場させるにあたり、どの様にあの破れは生じたのか?話を聞きたい」

という方に出会いました。

それは作者山田先生とともに、これまでのへうげものを作ってきた方でした。
まさかへうげものの待ちにまったシーンに私が関わることが出来るとは。
感激し通しでした。

様々な破れ袋に関する資料や沢山のエピソードを見聞きする機会をいただき、
山田先生からは

「あの破れ袋を小さくしてコーヒーを飲みたい」

と言う面白い課題をいただき、その実作を通して感じたこと、
分かったことは本当に沢山ありました。

ついに連載にも「破れ袋」は登場し、その作画にも私の意見を反映してくださり、
名前も掲載してくださいました。

ファンとして、陶芸家としてこれほど嬉しい瞬間はありませんでした。いまも私の宝物です。


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そして最終回。

沢山の「へうげもの」を支えた作家さん、関係者たちと共に再び、
それも最終回の最後のコマに、私の名前も掲載してくださいました。

戦国武将の生き様

茶道

そして陶芸。


陶芸家として私がどれほどこの作品が好きで、どれほどの影響をもらえたかしれません。

しかし、もしかしたらそれ以上に時代を越えいまも普遍的な

「人の欲の有り様」

「欲の意味」

に、一番自分が悩んでいた頃に、人間の欲望を真っ直ぐ描き切るこの作品に出会えたことで、
どれだけ救われ、どれだけおもろく感じられたことか。

自分があれほど一瞬でハマれたのはそこだった様に感じます。

私の予想を常に超え続けたへうげものの連載は終わりましたが、
この先もずっと生き続けていく作品となるでしょう。
心から感謝しております。


でもまずはコミックス化を待ってます!😍😆
#へうげもの #へうげもの最終回 #篠原希 #へうげ十作 #nozomushinohara #ありがとう


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