陶工房 篠原 >焼いて暮らす日々

お知らせ
-------2017年 今後の展示予定-------
・2017 年4月22日(土)~5月2日(火) 三島市ギャラリー阿吽 篠原希陶展
・2017 年4月19日(水)~4月26日(水) 倉敷 工房IKUKO 篠原希陶展
・2017 年7月6日(木)~7月12日(水) 東武池袋店 篠原希陶展予定
・2017 年10月11日(水)~17日(火) 大丸心斎橋店美術画廊 篠原希陶展予定


-------終了した展示-------
・2017 年 4月8日(土)~16日(日) 織部下北沢店 篠原希陶展
・2017 年 1月2日(月)~29日(日) 水戸市うつわや季器楽座創業 20 周年記念企画 第 2 回酒井敦志之×篠原希二人展
キンレイ「お取り寄せコレクション」キャンペーン
2017 / 03 / 01 ( Wed )
[お知らせです!]
https://monipla.com/kinrei/campaigns/12517

キンレイさんのキャンペーン!
新作の「お取り寄せコレクション」と
それ専用に
私が制作した土鍋と 瀬戸の陶芸家 伊藤 千穂 さんと 料理人であり笠間の陶芸家の穂高 隆児 さんが制作した麺鉢が当たります!
「THE鍋焼きうどん」キャンペーンに申し込んでくださったのに当たらなかったとおっしゃってくださった方!
是非ご応募ください!
05:36:35 | メディア等 | コメント(0) | page top↑
ブログに掲載していただきました/キンレイの器ものがたり
2017 / 02 / 28 ( Tue )
一昨年、そして昨年と制作させていただきました、冷凍食品のキンレイ特製

「鍋焼きうどん専用土鍋」
どうして私がその土鍋を制作することになったのかをわかりやすくまとめてくださいました!
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読み物としてもとてもたのしく書いてくださっていますので
ぜひ読んでいただきたいです。

第1話 「THE 鍋焼うどん」のオリジナル土鍋をつくる
第2話 「オリジナル土鍋」から「オリジナルどんぶり」へバージョンアップ!
第3話 陶芸家「伊藤千穂」元美容師のセンス光る器たち
第4話 陶芸家「穂高隆児」元料理長が生み出す、料理のための器
第5話 陶芸家「篠原希」土鍋がバージョンアップして帰ってきた!?
第6話 取り皿の議論から派生して、オリジナル取り皿へ!?


20代。一人暮らしのころ、毎日毎日外食やコンビニ弁当の味に飽き飽きしてしまっていた時
スーパーで買ってきたキンレイの鍋焼きうどん。

不思議とこの鍋焼きうどんの味には飽きることなく、よく食べるようになりました。

しかし
これを付属のアルミ鍋じゃなくて、
「せっかく陶芸やっているのだから、自分専用の土鍋を作って食べよう!」
と土鍋を作って食べていたというお話が、社長にお伝えする時が来て
こんな大きな出来事につながっていくと言う本当にありがたい体験をさせていただきました。



キンレイさんが冷凍食品メーカーの技術を込めた作品に私の土鍋をパッケージデザインとして使ってくださいました。
鍋焼と味噌煮込

一人で土鍋を作って鍋焼きうどんを食べていた20代の頃の自分に
この話を聞かせることが出来たら。








09:17:00 | メディア等 | コメント(0) | page top↑
うつわや季器楽座 酒井敦志之×篠原希二人展vol.Ⅱ終了いたしました!
2017 / 02 / 03 ( Fri )
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水戸市うつわや季器楽座での酒井敦志之篠原希二人展は無事会期を終了しました。
ご来場くださいましたみなさま本当にありがとうございました!

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信楽原土と笠間原土の「カタマリ」(2011年作)



「二人で薪窯対決をしよう!」



と企画が持ち上がったのは7年以上前。
しかしいよいよ二人展を開催するべく作品に取り掛かっていた
2011年3月東日本大震災が起こって二人はお店の被害クローズ、
そして窯を被災で失うというところから、二人展に臨むということになりました。



不可能と思われるものを実現に向けて本当に必死の覚悟で臨む二人の姿を見ながら、
いったいどんな顔をして‥自分は会場に行けばいいのか?


2012年正月二日。

9月窯の解体たくさんの心ある人々の支えによって酒井くんは窯を復活させ、
なんと12月初窯、そして作品を持ち込みました。



震災の被害とは全く無縁の私は、新たな薪窯を12月に築窯し、初窯を焚いて持ち込みました。
せめて酒井くんと心境だけでもどこかしら感じながら臨むことで、
なんとか会場に恥ずかしくなく立てるようにだけはしたいという心持ちでした。



在廊しながら酒井くんそして山口さんとたくさん話しましたが、
あれだけのことを乗り越えながら、本当に苦労を苦労として語らず、身の丈以上に自分を見せず、
助けてくれた人たちへの感謝を忘れず。



「泣きたがり」と酒井くんには言われますが、何度こころが震えたことか。


会期が済んで、次回5年後、

「2017年の季器楽座20周年にもう一度二人展を。」

という話が持ち上がった時、私はできないと何度もいいました。


「とても今回のようなモチベーションはない」と


しかし、開催が決まったときから
私の頭の中にはいつもこの二人展でなにができるか?
という事が大切になりました。



この土を見た時酒井くんはどう言うだろう?
こんなことをしたら二人展の意味付けはできるのだろうか?


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笠間原土とそれに含まれている「かなぐされ」と呼ばれる鉄分の塊

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かなぐされを使った「かなぐされ引出黒」



いままでやっていなかった焼き方に変えよう、独りよがりだった焼き色を変えてみようと思えたのも、
二人展のために「お互いの窯場まで行って窯を焚き合う」ということができたからでした。


しかし、反面、悩みが昂じすぎて「むちゃくちゃ大きな壺をつくろう」だとか
「もっと突飛な形を」とか間違った方向に行きかけたことがあり、
そんな時はなんども水戸や笠間に足を運んで話し合いを重ねて修正してきました。



ようやく2017年二人展の一年前くらいになり、
酒井くんにとっては

「日常の生活をしつつ自分の全力を出せる初めての二人展」

であることにようやく気づく事ができました。



そこで自分のこころもようやく定まって、制作に向かうことができるようになりました。




最後の窯焚きは2017年の二人展直前の12月でしたが、
二人展に出す作品は5年少しづつためていました。

そして、二人展に出品したい作品は、
自分のできることを網羅する個展の時のような選び方ばせず
この五年間で二人展に出すならと作ったものに集中して選びました。



2017年正月二日初日からの二人展がはじまり。
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たくさんご来場いただいたお客様にも、この5年の月日があったからこそ
出来たものを選んでいただけたことは本当にうれしい瞬間でした。



「あれをやれば良かった」「あれを出せなかった」と
いう思いを残さず、そして「あんなことをしなければ良かった」
という後悔をのこさないよう。



自分がこの二人展に臨むとき「今の自分の全力でのぞむこと」しか
酒井くんはじめ皆さんに恥ずかしくなく会場に立つことはできない。
そんな心持ちでした。



会場に並んだ酒井くんの「日常の全力」見た時、私は嬉しかった。
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この7年を通して、年下ながら尊敬すべき人となった酒井君が
全力で自分を「倒しに来て」くれているのが感じられました。

正直、圧倒されていたのですが、それでも自分は全力を出したし
作品で負けてもそれが今の自分の実力と胸を張っていられました。

初日の会場にはお茶人の 近藤 俊太郎さんが駆けつけてくださりお茶を振る舞ってくださって
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料理人であり陶芸家である 穂高 隆児 さんが料理を提供してくださり。
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会場にはニコニコと笑顔で駆けつけてくださったたくさんのお客様。

こんな幸せな瞬間はありませんでした。

2012年の二人展の経緯を知ってくださっている方も多く、とても緊張しました。その方々に自分の虚栄は通用しないと思っていました。
ありがとうございました。

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ついにこの5年、そして初めて企画を話し合ったあの夜から7年。
二人展は終わりました。

自分にとっては奇跡の連続を体験させてもらったうつわや季器楽座というステージ。
この7年で出会った人がいなかったら自分はどうなっていたのだろう?と
想像すると、本当におそろしいです。



どれだけ勇気付けられ、なんど「陶芸をやっていて本当に良かった」と思わせてもらったか。

上の写真の作品「カタマリ」は
二人展を構想した時最初に うつわや季器楽座さんからの提案で出来たものです。
お互いが使っている原土を合わせただ焼いてみる。

荒々しいそのままの土が窯の熱で裂けて、熔けて、全く違う発色をしています。

まだ震災の出来事がおこる前のものです。



2017年になりこの作品をあらためて季器楽座の会場で見つめながら
自分のこれからの姿と重ねました。

これからもこの原土の有り様を素直に受け止め
常に自分の原土を研ぎ続けられるように。

そして、酒井君や山口さんたちに教わってきたこと、常に感謝を忘れないように。




この二人展の実現に、いったいどれだけの人たちに助けてこられたのか。
あのレンガを掃除してくださった人たち、落ちたレンガを拾った人たち、
築窯を手伝った人、窯を焚いてくれた人、すべて私も感謝しています。



そして、私が夢中で没頭して作品を作れたのも、窯を焚けたのも、
在廊するために家を空けられるのも、何度もなんども話し合いのために茨城に行けたのも。

一人ではなにもできませんでした。

奥様や家族、そしてたくさんの人たちの顔が浮かんできます。



本当に感謝しています。
ありがとうございました!




ついについに.
二人展が終わりました。






テーマ:陶芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

14:26:42 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
酔いどれロクロ/酒井敦志之×篠原希二人展vol.Ⅱ明日(29日)が最終日!
2017 / 01 / 28 ( Sat )
5年の出来事やたくさんの想いを込めて開催しています
水戸市 うつわや季器楽座での酒井敦志之×篠原希二人展vol.Ⅱも
ついにあす29日(日)が最終日となります。

展覧会をやって「終わるのが寂しい」と感じる酒井さんとの二人展。
五年前と少しも変わらず。



19:31:45 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
いよいよ29日までとなりました。/「五年越しの」酒井敦志之×篠原希二人展vol.Ⅱ
2017 / 01 / 23 ( Mon )
五年の歳月を経てついに二度目の二人展が開催中。

もし酒井君と出会っていなかったら、そしてそれを実現する
山口さんご夫妻と季器楽座がもしなかったら。

その時の自分の姿を想像するだけでもゾッとする程、
一体自分はどんなつまらないこの年月を消費してしまったかと思います。


テーマ:陶芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

12:42:55 | 笠間×信楽 酒井敦志之×篠原希二人展が出来るまで | コメント(0) | page top↑
泣ける黒豆泣けるお茶/初日の出来事。うつわや季器楽座創業20周年記念 酒井敦志之×篠原希 二人展vol.Ⅱ-2
2017 / 01 / 07 ( Sat )
現在開催中の水戸市でのうつわや季器楽座創業20周年記念
酒井敦志之×篠原希 二人展vol.Ⅱ

初日、IT茶人で、笠間焼窯元で、アバンギャルド茶会なるものを主宰されている近藤俊太郎さんが、お茶をスタンディング形式でいただけるようにしてくださいました。
IT茶人で笠間焼窯元、そしてアバンギャルド茶会主宰近藤俊太郎氏





酒井敦志之作「HAKURI」茶碗




そしてもうひとり


穂高隆児さん
彼はバリバリの料理人から陶芸家へ転身したという異色の経歴を持つ方。
老舗料亭支店に入って10数年。その料理長を務めるまでいたほどの料理人。
その間、駐スペイン日本大使の専属料理人も経験し、皇太子さまにも料理を供した経験を持っています。
それから笠間へ陶芸家になるべく修行に入られて数年で、今は押しも押されぬ人気作家に。




本気の料理人であり凌ぎを削り続けているような陶芸家。穂高隆児さん


酒井敦志之作刷毛目皿にお料理

篠原希作四寸カシ皿にお料理


その穂高さんがこの二人展を盛り上げたいと白衣を着て、陶芸家の時は伸ばしている髭をそり
料理人に。


人気作家であるがゆえ、いつも忙しいなか料理人時代さながらに数日前には築地に仕入れに。
二人展当日にも明け方に仕込みをして、その後に茶碗の削りをして、その後仮眠をとり
そして、私よりも早く会場に到着して準備をしてくれていたそうです。



会期がついに始まり、お客様がひとしきりお茶とお料理をいただいている様子を見た後。

「篠原さんもどうぞ」


と穂高さんのお料理をいただくことに。

ちいさな小皿につめられたお料理はひとつひとつ宝石のよう。


その中でもひときわ美味しかったのが黒豆でした。
私のお皿には2粒入っていたとおもうのですが、あまりにも美味しく驚いてしまいました。



初日が済んでそのことを穂高さんに聞きました。
「黒豆が美味しすぎてびっくりしました」と。

すると穂高さんは

黒豆は「10日間煮るんです」と答えられました。
私はびっくりしてそのあと作り方を教えてもらいました。

「まず煮て、ガラスに軽く投げてみてくっつくくらいまで柔らかく煮るんです。」
と。
「その後味付けをゆっくり、繰り返し繰り返ししていきます」
「最後にその味を抜く作業に入って何日か必要です」
「それで最後に皮がパーンと張った黒豆になります」

と教えてもらいました。

あのふた粒の黒豆に10日間。

他のお料理もきっと同じような想いと、手間がかかっていることは間違いがありません。

その瞬間。
涙が出そうになりました。



その横で、楽しそうに微笑んで聞いている近藤さん。

ひとつひとつのお道具。
そして私と酒井さんがこの5年で作ってきた茶碗たち。

どんな風に季器楽座の会場でお客様にお茶の美味しさを感じてもらおうとしているか。

ひとつひとつの所作までこの日のために用意してくださったのが伝わってきました。



5年。

この5年。
すばらしい5年にしてあげよう。
そんな二人の想いが感じるほど、泣けてくる。

そんな最高の初日にしていただきました。

本当にありがとうございました。


このご恩は一生忘れません!!






うつわや季器楽座創業20周年記念
酒井敦志之×篠原希 二人展vol.Ⅱ
2017年1/2(月)~1/29(日)
月曜日定休
※1/2(月)1/9(月)は営業


15:09:21 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
初日!/ 酒井敦志之 × 篠原希 二人展2017-1
2017 / 01 / 04 ( Wed )
5年の歳月を経て、笠間の陶芸家 酒井敦志之さんとの二人展は初日を迎えました!


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焼締壷 (左 篠原作品 右 酒井敦志之作品)

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展示風景

初日には東京のIT茶人 近藤俊太郎さんが駆けつけてくださり
ご来場いただいた皆様に「茶Bar」スタイルでお茶を振る舞ってくださいました。


そして、料理人であり,
陶芸家としても近年めざましくその名声を高めている穂高隆児さんが
初日を迎えるために何日も前から仕入れをして、お料理を用意して
お客様に振舞ってくださいました。


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展示風景2


おかげで初日の会場は大変多くのお客様でごった返すほどで
本当にありがたい日となりました。


初日当日は私は一番最後に会場に到着したのですが
会場にはすでに近藤さんも穂高さんもすっかり準備万端でまってくださっていて
その様子を見ただけでもすでに泣けてきてしまう状態でした。
(バレてはいないはずです)



今回の展示に向けてこの五年間、酒井さんや季器楽座オーナーご夫妻と
数え切れないほどの話し合いを重ね、そして時には土を交換し、
時にはお互いの窯を焚きました。


その一つをご紹介させていただきます。



お互いの土を交換して焼いてみるという試みの一つ。

酒井さんから頂いた土の中から棒状のものがたくさん出てきました。


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笠間の原土に挟まっている棒状のもの


これは何かと伺ったところ

「粘土が形成されるときに鉄分が木の根っこなどに集まってできる「かなぐされ」と地元では呼ばれるものです」
と教えてもらいました。



今回、二人展の合わせてこの棒状の鉄分を砕いて水に溶き
「引出黒」の原料として使ってみることにしました。




かなぐされを使った新作の制作写真



信楽の土に笠間の原土からとれたかなぐされを掛けて
穴窯に入れて焼きました。


そしてその鉄分が溶け始めた頃に、鉄棒に引っ掛けて窯から引っ張り出し
急冷させたものはこのように焼きあがりました。






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かなぐされ引出黒茶碗


これも緊密に酒井さんと話し合い、交流を深めた一つの形になったものなので
この5年の思いを伝える一つが出来たととても嬉しく思いました。





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展示風景3

初日、そして二日目の本当にたのしい在廊を終える頃
たくさんの笠間の作家さんが忙しい中駆けつけてくださり
記念にパチリ。

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みんなでパチリ


そして忙しい中をぬってご来場くださいましたお客様、友人たち。

涙あり、大笑いあり。

本当に陶芸をしてきてよかった。
と思える2017年のスタートとなりました。
みなさん本当にありがとうございます!


5年分の本当に本当に嬉しい時をみなさんと過ごさせていただき、信楽へ帰ってきました。



会期は始まったばかり。

ぜひ会場へご高覧賜りますようお願い申し上げます!






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DM表


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案内面

2017年1月酒井敦志之×篠原希 二人展vol.Ⅱ
うつわや季器楽座創業20周年記念
酒井敦志之×篠原希 二人展vol.Ⅱ
2017年1/2(月)~1/29(日)
月曜日定休
※1/2(月)1/9(月)は営業いたします
※1/2、1/3は17時にて閉店いたします 1/4~通常営業いたします
※1/2はカフェの営業はお休みいたします


笠間と信楽それぞれの土にこだわり自らの手で築いた薪窯で作陶をする二人。
2012年開催の酒井敦志之×篠原希 二人展vol.Ⅰ「土に魂を宿す二人展」より
5年を経て開催する二人の陶芸家渾身の作陶展です。


1/2(月)~1/9(月)の期間はギャラリーフロア常設フロアすべてを使いまして
二人展の作品のみご紹介いたします。常設フロアの展示は1/11(水)より
通常通りとさせていただきます。
ぜひお早めにご来店くださいませ。








14:31:39 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
大晦日の夜に/酒井敦志之 × 篠原希 二人展
2016 / 12 / 31 ( Sat )
2016年もあと僅か。

毎年最後の仕事は年明け二日から始まる水戸市 うつわや季器楽座での
「うつわや季器楽座創業20周年記念 酒井敦志之 × 篠原希 二人展 vol.Ⅱ」
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の搬入でした。
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今日の深夜、無事に水戸の搬入をおえて信楽に帰ってきました。
窯場の掃除、ろくろ場の掃除、

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子供達と洗車を終えて
いつもよりゆっくりと紅白を見ながらこのブログを書いています。



今年は世の中では熊本での大地震、東北北海道での台風や大雨。災害の大変多い年でした。
私的なことでも嬉しい事とともに悲しい出来事も多く、大変な年になったなあという今日の感想です。




その中で私の支えとなっていたのは、この二人展だったのかもしれません。

5年前の東北大震災直後の、益子や笠間の陶芸家たち。
「こう言う大災害があったからこそ作る事に以前より意義を感じるようになった」と語る友人たち。

酒井さんも、私との二人展を実現するために3月11日にちょうど穴窯を焚いている最中に被災、
友人の復旧を助けながら、ようやく9月を過ぎた頃より穴窯を取り壊してレンガを掃除するところから
窯の再建にとりかかり、同時に作品を制作、12月を過ぎて初窯を焚きあげて
1月の二人展に間に合わせてくれました。

その時のエピソードはこちら

それがいかにすごい事なのか、画面を通しても電気がビリビリと伝わるほどずっと感じておりました。


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「なぜ物を作るのか」を身を以て彼らから教えてもらいました。



5年前の二人展が終わった直後、季器楽座のオーナーから

「5年後にまた二人展を」

と聞いた時、私にはとてもできないと思いました。


その後はいかにそのモチベーションを作り、この二人展を乗り越えるかばかり頭から離れず
「むちゃくちゃ大きな壷を作ろう」
とか
「新しい薪窯を作り突飛な形をつくりだそう」とか
どんどんと悩みは高じて行きました。

今思えば間違っていたと思います。


なんども水戸や笠間に通ってその話をしようとするのですが、季器楽座さんや特に酒井さんは
いつも穏やかで虚栄なく淡々としていました。

どうしてそんなに落ち着いていられるのだろう?と私の気持ちは焦るばかりだったのですが、
ようやくこの展覧会も一年、と近づいてきた頃にはたと気づきました。

酒井さんにとっては日常の制作をして臨める「初めての」二人展なのだと。



それからは「自分も虚飾を捨てて日常を一生懸命生きてその中から生まれる自分の全力」を見てもらえるように
すればいい。
とようやく思えるようになりました。


いまだ未熟な自分の実力も
浅はかな自分の思いもすべて見ていただけると幸いです。


この五年間、酒井さんと話し合い、切磋琢磨してきたひとかけらでも感じていただける
展示になっているよう祈る思いです。

皆様のご高覧をお願いします。



今年もお世話になりました。ありがとうございました。


良いお年をお迎えください!



DMより転載
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2017年1月酒井敦志之×篠原希 二人展vol.Ⅱ
うつわや季器楽座創業20周年記念
酒井敦志之×篠原希 二人展vol.Ⅱ
2017年1/2(月)~1/29(日)
月曜日定休
※1/2(月)1/9(月)は営業いたします
※1/2、1/3は17時にて閉店いたします 1/4~通常営業いたします
※1/2はカフェの営業はお休みいたします


笠間と信楽それぞれの土にこだわり自らの手で築いた薪窯で作陶をする二人。
2012年開催の酒井敦志之×篠原希 二人展vol.Ⅰ「土に魂を宿す二人展」より
5年を経て開催する二人の陶芸家渾身の作陶展です。


1/2(月)~1/9(月)の期間はギャラリーフロア常設フロアすべてを使いまして
二人展の作品のみご紹介いたします。常設フロアの展示は1/11(水)より
通常通りとさせていただきます。
ぜひお早めにご来店くださいませ。





22:53:17 | 日記 | コメント(0) | page top↑
うつわや季器楽座創業20周年記念 酒井敦志之 × 篠原希 二人展 vol.Ⅱ
2016 / 12 / 13 ( Tue )
うつわや季器楽座創業20周年記念

酒井敦志之 × 篠原希 二人展 vol.Ⅱ

期間:2017年1月2日(月)~1月29日(日)
場所 うつわや季器楽座
茨城県水戸市米沢町195-3  

tel 029-246-1411

営業時間 10:00~19:00 定休日 月曜定休
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5年の歳月を経て、笠間の酒井敦志之さんとの二人展を開催します!

DMご所望いただける方は発送いたしますので
info@anagama.net までおしらせくださいませ。



08:54:55 | 個展のお知らせ | コメント(0) | page top↑
笠間バージョン「ツボザラ」
2016 / 12 / 01 ( Thu )
夏に笠間の酒井敦志之 さんの工房で一緒に作り方を話し合いながら壺を作った。

その壺を切り取って作った「ツボザラ」を酒井さんの穴窯で
焼いてくれたそうで、今日手元に届きました。


正月2日から始まる酒井さん5年ぶりの二人展で展示します。


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#うつわや季器楽座 #器 #うつわ #酒井敦志之 #篠原希
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